NPO法人 日本脳神経血管内治療学会の活動

医療安全全国共同行動への報告

 NPO法人日本脳神経血管内治療学会では教育委員会を中心に、本学会会員を対象として年に1回生涯教育講座を開講し、医療倫理および医療安全に関する講義を実施しています。
また我々が行っております脳血管内治療の特徴は、多種多様のデバイスを使用して神経疾患を治療することであり、医師には当然そのデバイスを熟知することが求められます。本学会は新しいデバイスが出るごとに、そのデバイスの適正使用指針をホームページ上に公開し、会員の熟知を促しております。
法務・医療安全委員会は脳神経領域の血管内治療に関する医療安全と医療事故に関する事案を担当しています。本委員会は医療安全全国共同行動連絡会議への出席、フォーラムへの参加を通して会員の医療安全意識の向上に努めています。また本委員会には2007年から6件の医療事故、医療紛争について相談が寄せられました。これらについては直接、委員会が鑑定を行う、あるいは鑑定人を推薦・派遣して対処しており、事故の原因究明、解決策や予防手段の模索を通して、同様に医療安全意識の向上に努めています。

(2013-11-22)