実技講習会報告
実技講習会 「経鼻栄養チューブの挿入留置手技」 報告
平成22年5月15日(土)、東京のベルサール九段、会議室にて、「実技講習会 “経鼻栄養チューブの挿入留置手技~安全な経鼻栄養チューブの挿入を目指して――人・物・技術」を開催しました。
当日の参加者は当初の予定を超えて計66名、医師、看護師、薬剤師、看護教員、レントゲン技師の方々が受講されました。
参加者によるアンケートでは、回答者全員が講義について「よく理解できた・理解できた」、今後の活用について「とても活用できる・活用できる」とされ、次のような感想をいただきました。
・技術演習でレントゲン撮影を見ることができてよかった。
・レントゲン撮影だけでなく、画像を読み取ることが必要であることが、具体的な事例紹介によってよく理解できた。
・チューブ挿入前の患者アセスメントの必要性がよく理解できた。
・チューブ挿入には技術が必要であることがよくわかった。
・チューブ挿入20㎝の確認方法を初めて知った。
・チューブの固定テープにも種類があり、管理上大切なことがわかった。
・PHチェックを体験できてよかった。実際に使ってみたい。
終了後、教材DVD「経鼻栄養チューブの挿入と管理」をぜひ活用して院内教育をおこないたい、学生の技術教育に使いたいといった声も聞かれ、行動目標3a「危険手技の安全な実施―経鼻栄養チューブ挿入時の位置確認の徹底」に対する参加者の方々の意識がより高まったことを実感しました。
文責 山元恵子(目標3a支援チーム代表/春日部市立病院)